女性は妊娠した瞬間から母になる
よく言われることですが、女性は妊娠した時点で母としての自覚が芽生えると言われます。男性よりも早く「親になる自覚」が出るのは、女性と男性の矢印の向きが違うから。女性は目の前の育児に、男性は経済面に向かいやすいのです。この違いが、知らず知らずのうちに夫婦間の溝を生むのかもしれません。
0歳期はほぼワンオペ状態
うちの赤ちゃんが0歳の頃、私はほぼワンオペ状態でした。パパは夜遅くまで働いてくれていたけど、疲れた私は「子育ての実行部隊が少ない…!」と不満が募ります。
パパはよくこう言ってくれました。
「俺のご飯は気にしなくていいからね」
一見優しい言葉に聞こえますが、私の心はこう思いました。
「じゃあ、私のご飯はどうするの?買い物くらいしてきてよ…!」
子どもが生まれてから夫への不満が一気に高まったのも、無理はありません。
少しずつ、夫も成長していく
でも、人は成長する生き物。子どもと一緒に、夫も効率よく動く方法を少しずつ学んでいきました。ママにべったりだった息子も、4歳間近になり、やっとパパと二人だけで出かけられるように。
夫は最初、子どもへの接し方が本当に下手でした。本人なりに試行錯誤していましたが、やはり的外れなことも多く、「まだ2歳なんだから」と私が言うと、夫はこう反論しました。
「小学生になっても小学生なんだから、それが大人まで続けば子どもを駄目にする」
なるほど、と納得する部分もあり、私は黙って聞きました。男性は全体像を見て、女性は目の前を見る――その違いなのかもしれません。
結果はすぐには出ない
結局、子どもも夫も、すぐに変わるわけではありません。見守り、待つしかないのです。
今朝、息子に言われました。
「ママ、怒りすぎ!!!」
そうか、私も成長を見せるチャンスですね。


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