何だか暗いスタート……。
今回は妊娠初期の話、1度目の妊娠から。
1. 初めての妊娠と稽留流産
私の1度目の妊娠は、すぐに終わってしまいました。稽留流産でした。
心音を聞かせてもらえないまま、赤ちゃんはこの世に残らず、空へ帰ってしまったのです。
当時、年齢的にも高齢出産の現実を突き付けられた気がしました。
診察は婦人科クリニックで、赤ちゃんを取り出すために大きな病院を紹介され、2回ほど通いました。
病院の待合室は、お腹の大きな妊婦さんや赤ちゃんの1ヶ月検診に来たお母さんでいっぱい。
その空間にいるだけで胸が締め付けられるようでした。待っている間、涙が絶え間なく流れてきました。
診察室に入ると、おじいちゃん先生が静かに待っていました。
「生理が来たくらいで仕事休まないでしょ。それくらいの痛さだから。手術せず自然に待ちなさい。」その淡々とした言葉に、私の涙は一気に乾きました。
私の経験を付け加えると自然流産には、痛みを伴う陣痛があります。時間は短いですが、出産と同じ腹痛がきます。仕事は休んで下さい。予兆もなく急に来るので長めの休暇が必要(私は2週間前後、休暇を取りました)。
排出が終わると痛みは消え、何が起きたのか戸惑うほどです。こうして自然流産は終わります。
2. 心の整理と向き合い方
悲しみに沈むと、お腹にいた子も悲しむような気がして、自分を奮い立たせながら過ごしました。話したくても、人に話すと相手に気を使わせてしまう…そんな複雑な気持ちもありました。
結局、少し武勇伝風に、そして「私は元気だよ」という雰囲気で周囲に伝えた記憶があります。
数日後、私は役職を降格しました。
この経験があったからこそ、2度目の妊娠に臨む覚悟ができました。


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